アウトソーシング!

ただの派遣スタッフだった私が
起業を考えるようになった理由
徐々に徐々に考えが変わっていきました。
過去に書いたブログの文をここに残してみます。
今から思えば・・・ということも、
できたら付け加えてみたいと思います。
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最初に話を聞いたのは昨年11月も末の頃でした。

社屋移転に伴い、かなりの業務改善が行われる
社内の情報システムも見直しをはかる

そんなお話でした。

まず、大きく変わるのは
社内で行っていた商品の発送業務を
『アウトソーシング』する
というものでした。

それに伴い、今まで梱包発送業務を担当していた
パートタイマーの人たちがリストラされます。

今まで一緒に仲良く仕事をしてきた人たちと
別れるのもつらいけど
それ以上に、

その人たちの持っているノウハウを
みすみす捨ててしまうのだろうか?

という疑問を持ちました。

パートの人たちで新事業部を作り、
独立採算制にしてみるとか

子会社を作ってそこに委託する形にすれば、

今までの経験を生かせるのではないか?と思いました。

しかし、そうやって作った子会社は
所詮1箇所からの受注に頼るしかないのです。

営業力がありませんから。

下請けみたいな仕事をしていても
長く続けられるはずもない。

私の中で提案すべきかどうか、
かなり揺れ動きました。

でも、すでに決まってしまった会社の方針に、
派遣スタッフである私が
とやかく言えるはずもありません。
・・・所詮は外部の人間ですし。

結局、梱包・発送業務は
全面的に外部委託することになりました。

委託先と打ち合わせをしていく中で、

インターネット接続環境を整える必要がある

ということになりました。

そう、昨年までこの会社は
インターネットとは無縁のところで動いていたのです。
・・・いまどき珍しいかも。

今までは、受注から梱包・発送まで
すべて社内でまかなっていたため
意思の疎通は、面と向かってできる環境にありました。

これからは、そうはいきません。

急ぎ整えなければならないのは、
受注したデータをメールで委託先に送ること。

フロッピーでやりとりするとか、
FAXで送るとかそんな選択肢もでましたが、
そんな悠長なことを
言っていられる時代ではありません。

委託先の強い要望もあり、
急遽インターネット環境を整えることになったのです。

幸いといいますか、なんといいますか、

社屋が移転します。

新しい場所ですから、新しい設備を入れることは
比較的容易です。

まずはドメインをとりましょう。

昨年末までに決まったのは
そこまででした。

しかし、ドメインを取るどころか
インターネットにつながるまでにも
実は、紆余曲折がありました。

そのあたりはまた次回に
お話することにいたしましょう。