このブログでもたびたび書いてきた受注システム
・・・・まだ、できていません。
だいぶ進捗はしました。
Webから発注する分に関しては。
しかし、肝心のデータベース本体に
不具合が多すぎます。
何が原因なのか考えてみますと、
やはり、ひとつひとつ目の前のことに
対処(修正)しているだけで
全体が見えていないのです。
売上計上日、これはのちのちまでも意味を持つ
キーとなる要素なのですが、
これが同じ発注データに対して
(つまり同じ受注番号に対して)
複数あったりするのです。
本当に売上げた日。
これが正しいのですが、
そして売上伝票にはこの日付が入っているのですが、
出荷伝票のほうに行くと
この売上計上日が入るべき項目に
「入力日」が入っていたりするのです。
自分で作っていたら、
ここに表示されている日付は
どこから引っ張ってきたものか?
何を基準にして計算したらいいのか?
などがわかっているので、
間違いがあっても、どこをどう直せば
整合性がとれるかも対処できるのですが
外部に頼んだシステムは、
まったくのブラックボックスになっていて
わけがわかりません。
ありえないような計算結果がでてきたりすると、
いったいどのデータをどういう計算をして
こんな結果がでたのか?!を、
つい問い詰めたくなってきます。
今日もひとつ大きなミスが発覚し、
修正依頼をしました。
修正してくれるのはいいのですが、
それによって当然変わるべき数字
(連動しているはずなので)も
変わるんでしょうね?と念を押してしまいました。
先日もこんなことがありました。
普通、発注のキャンセルがあって
売上伝票を削除したら、
その伝票分の発注商品数は在庫に戻るはずです。
(この場合、発注があった時点で
商品在庫数が減るシステムのため)
それが、売上伝票を削除しても
在庫数は変わらなかったのです。
在庫数との連動がされていなかったのです。
信じられない・・・。
うちの経営陣はあまりコンピュータに
詳しくないのですが、
「コンピュータってそういうのは
自動的に変わるんじゃないの?」
と呆れていました。
いや、いくらコンピュータだからって、
連動させるようにプログラムしておかなければ
自動的には変わりませんけどね。
それをするのがシステム会社の役目なんですよね。
こちらからそれを指摘されるシステム会社って
いったい・・・。
このシステムってデータベースじゃない、
ワープロなんだ。
1箇所直したら全部が直る、とか
そういう風に思っちゃいけないんだ。
ここを直したら、あそことこことそこも直すのだ、
とマニュアル化しておかなければならないような
システムなんだ。
そう思うことにしました。
今より断然やることが
増えるんですけど・・・(涙)
システム会社に限ったことじゃありませんが
全体を見る
仕組みづくりをする
整合性をとる
その力を持つ人は、もしかしたら
貴重なのかもしれない
と思う今日この頃です。
そんなことを言っている暇があったら、
自分がその力を身に付けろよってこと
なんですけどね。