終戦70周年の今年の夏。
ドキュメンタリーやドラマも例年より多かったですね。
今年の傾向として感じたのが、
体験者の話しをイメージとして後世に残そうとする動きです。
やはり、体験者が高齢になっていることから、
今やらないと、という危機感があります。
話しを残すだけではなく、
それをイメージとしてわかりやすく伝えよう、
という動きもあります。
今までモノクロだった日本側のフィルムに
色をつけるプロジェクト。
カラーのフィルムといえばアメリカ側の資料でしたが、
日本もそれに匹敵するくらい臨場感のある映像になっています。
見るのが辛くなるくらいです。
広島原爆投下3時間後に撮られた有名な写真。
その場にいた人で生存者の証言を元に、
写真を動かし、声を入れる、
という試みもされていました。
広島原爆投下前の爆心地付近の街並みを
CGで再現しようというプロジェクトもあったのですね。
投下の瞬間も作られていて、
これは、証言者の方も見るのが辛いとおっしゃっていました。
それくらい忠実に再現されているということでしょう。
これはだいぶ前のプロジェクトでしたが、
番組の再放送で見ることができました。
あとは、これを繰り返し伝えていくことです。
私たちがやらなくてはいけないことですね。