「職人」から「起業家」へ

週末起業フォーラムの「夏の大交流会」で

「社長が3ヶ月いなくても
成長する会社を創る方法」

というセミナーを受けました。

講師は、
マイケル E・ガーバー認定ファシリテーターの
堀越吉太郎さんです。

この方は、ガーバー氏が提唱する
「E-Myth」を普及させていらっしゃるそうです。

「E-Myth」というのに聞き覚えがありました。
ガーバー氏は、この本を書いた方だったんですね。


「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術」

これは、起業を考え始めた頃に初めて読んで
とても感銘を受けた本でした。

一人の起業家の中には3人の人格がいる
「職人」「管理者」「起業家」

本当は「起業家」が多くを占めるべきなのですが
ほとんどの人が「職人」に
占められているというのです。

自分自身で仕事をしてしまう
「職人=自営業者」なのですね。
ちょっと大きな組織になると
「管理者」の部分もでてきます。
きっちりと仕組みを動かしていこうとする人。

この2つの人格は 変化を嫌う のです。
新しいことを受け入れなくなっていきます。

それだと衰退するばかりなのです。

今回のこのセミナーは基本的に
起業家たちの集まりです。
しかも週末起業ですから、
小さな規模の起業家たちです。
(これから大きくなっていかれるでしょうが)
そういう方たちにこそ、
「引き継ぎサポート」のスキルが
お役にたつのかな~?と。

あるビジネスを思いついて、自分でやってみて
軌道にのせていって、大きくする。
それでも「職人」や「管理者」どまりだったら
「起業家」とは言えない。
これを、誰かに「引き継ぐ」ことを考えて
わかりやすく伝える。伝えられるようにする。
そして自分がいなくても、
そのビジネスがまわるようにする。
すると、「起業家」たる自分は、
次のビジネスに進んでいけるのです。

「起業家」たちのための引き継ぎサポート
というのを、提供していけたらな~と思ったのでした。