事業継続計画(BCP)というと、
会社があらかじめ策定するものだという
イメージがあるかもしれません。
確かに、経営方針やコスト面での判断などは
経営者の判断になります。
でも、リスク対策というところでいえば、
今までも、一人一人が結構考えていたことでは
ないかと思うのです。
いつも使っている電車が止まったときは
こっちの路線を使おうとか。
それもリスク対策のひとつですよね。
事業を継続するためには
(出社しないと継続できない)
どうしたらいいか?
をちゃんと考えているわけです。
先日美容院へ行ったとき、
3/11の地震の話になりました。
なにしろ私は松山にいて、
その日の地震がどれほど大きかったかを
知らないのです。(話に入れないです・・・)
その日、美容院では、停電してしまったので
営業できなくなりました。
予約の入っているお客様に連絡をしようにも
電話が通じない・・・。
シャッターも閉めなければならないので、
いつまでもお店にいることもできず
貼り紙をして帰ったのだそうです。
あのあと、予約のお客様は
美容院までいらしたんでしょうか?
おそらく交通機関も止まっているから、
それどころじゃなかったでしょう、と
いうことでしたが。
で、今度そんなことがあったときには
連絡ができるように、と
担当の女の子とメアド交換しちゃいました~。
メールなら、なんとか連絡できるだろう、
ということで。
停電になったら、
ドライヤーなどが使えないのはもちろんのこと
ビルとして水がでない、
ひいてはお湯もでない、ということで
美容院としては営業できないことになりますね。
計画停電のときも大変だったみたいですよ。
計画停電はもうなくなりましたが
ビル全体で25%の節電をしているらしく
照明も、人のいるところしかつけていなくて
全体的に暗い中で営業していました。
でも、一面窓で太陽光が入ってくるので
案外大丈夫なんですよね~と言っていました。
足りなくてもなんとかする。
その姿勢がすばらしいなぁと感心しました。
考えてみたら、いろいろなところで
みなさん、こうやって工夫しているんですよね。