SFはSFでしかないのだろうか

最近仕事オンリーで
テレビを見ることもなかったので
あまり気にしてはいなかったのですが
福島の原発がかなり尾をひいているようですね。
周辺地域にお住まいの方々の苛立ち
お察しいたします。

こういうときに不謹慎なのかもしれませんが

コスモクリーナーDがあったらなぁ とか

アナライザーがいてくれたら
人間が危険を冒して作業しなくてもいいのに とか

考えてしまいます。

SFはSF、アニメはアニメでしか
ないのでしょうか。

録画しておいた番組で
タモリとSMAPが司会をしている
宇宙についての番組を見ました。

先人たちの勇気ある挑戦で、
今は宇宙飛行の技術もかなり進んでいるようです。

それはそれで嬉しいことなのですが
ふと思ったのです。

空気もないような宇宙線が降り注ぐような
宇宙空間で作業できるほど
宇宙服や機材の技術が進んでいるのに
なぜ、放射能が漏れているかもしれない環境に入る
人間の防護服が不十分なのだろう?
どうしてロボットを遠隔操作してでも
作業できるようにならないのだろう?

被災地の方々はライフラインを断たれて
不便な生活を余儀なくされています。
宇宙ステーションでは、何の資源もない中で
エネルギーを生み出し、
リサイクルでまわしているわけですよね?
無重力でも食事ができるような工夫もされているのに
なぜ水やお湯、火がないという環境でも
ちゃんと食べられるようなものが
供給できないのだろうか?

こういうときにこそ、
今まで培ってきた宇宙開発の技術を
生かしてもいいんじゃないのかな?
JAXAはそういうことには対応できないのかな?
そんなことを考えてしまいました。