引き継ぎをするときには
なるべく「考え方」を伝えることが
必要だと思います。
ただ手順を教えるよりも
どうしてそうするのか
を説明するほうが、
のちのち自分で応用を利かせることが
できるからです。
では、どうやって「考え方」を伝えたら
いいでしょうか?
面と向かって説明できれば
それに越したことはありませんが
すでに前任者がいない場合もあります。
最近はExcelで処理する場合が多いように
思います。(特に経理では)
複雑に入り組んだ処理の仕方でも
計算式を残しておくことで
やり方を伝えることができます。
電卓を叩いて計算して、
その数字を入力する。
それでは
どうしてそういう数字になったのか
が、わかりません。
調べるのに時間がかかります。
でも、計算式を残すことで
計算のやり方を伝えることはできます。
ある意味、文字で伝えることと同じですね。
計算式が共通言語になるわけです。
あとは文法(計算式の意味)を理解すれば
いいだけということですね。