引き継ぎは当事者だけの問題ではない

引き継ぎのときによく思うのですが

会社側は引き継ぎにあまり重きをおかない

という傾向がありませんか?

特に事務職の引き継ぎについては
「当事者同士でうまくやっといて」
という無言のプレッシャーが
あるように思います。

利益を生み出さない(と思われている)
スタッフ部門では
「誰がやっても同じ」
仕事だと思われがちなのでしょう。
・・・ちょっと悔しいですね(^^;

でも、優秀だった社員が辞めるにあたって
後任がそのレベルに達していないと
「○○さんはできていたのに・・・」
と文句がでてきたりして。

当事者がいくら自覚をもって引き継ぎをしても、
人が替わるたびにノウハウが洗練されて
よりレベルの高い仕事ができるように
なっていたとしても
会社側がそれをちゃんと把握していないと
本当の意味で「会社のため」にはならないのです。

まぁ、本人たちのレベルアップになるのですから
無駄にはなりませんけどね。

本当は「引き継ぎの重要性」を
会社側が認識して
それをサポートする体制をとる。
支援してくれる。

それがあるべき姿のように思います。

なかなかそこまで余裕のある企業も
少ないかもしれませんけどね。
(特に小さい会社は)