業務の引き継ぎについて考えてみたのですが
これって仕事上だけではなく
個人の生活についても言えるのではないかと
思いました。
引き継ぎマニュアルならぬ
パーソナル引き継ぎノート
とでも言ったらいいのでしょうか。
マニュアルを見るとそれを作った人が
どのような仕事をしてきたかがわかる。
というのなら、
パーソナル引き継ぎノートをみると
それを作った人の人生がわかる
のかな?
仕事だけではなく人生についての
その人の「思い」がわかるのではないかと
思うのです。
マニュアルを作っておくのは
いつか後任に引き継ぐ時のことを考えて
なのですが、
それは自分がいなくなっても大丈夫なように
考えておく、
ということでもあるのです。
自分がいなくても、というのは
急な病気で、とか急用で休む、
というのもありますし
退職する、ということもあります。
しかし究極の「いなくなっても」というのは
この世の中から「いなくなる」という
事態かもしれません。
最近エンディングノートというものが
ひそかに普及しているようです。
ポピュラーなのは、自分が死んだ時に
葬儀をどうしてほしい、とか
財産をどうしたい、とか
(遺言書というものもありますが)。
財産というほどでもないにしろ
自分の愛用の品はどうしてほしい、とか
処分してほしいものとか、
死後の後始末について準備するというもの
だと思います。
でも人生の引き継ぎノートは
その人の「思い」を受け継いでくれる人に対して
残すものなんですよね。
受け継いでもらえるような
たいそうな「思い」は持っていませんが
それでも自分の「やりたいこと」を
こういうブログに書いておくことができるのですから
いい時代になりましたねぇ。