マニュアルは積み重ね

昨日、日曜劇場「JIN~仁~」の
一挙再放送をやっていて
久しぶりに見ました。
今晩も後半をやりますね。

改めて見て、奥深いドラマだな~と感動。

昨年見たときにも感じていた
「普通の名もなき人々の暮らしが積み重なって
今日があり、歴史がつくられている」
というのが、再び心に響きました。

今年1年仕事の上では「引き継ぎ」というものが
キーワードになっていたように思います。

つい最近も業務の「引き継ぎ」をしました。
マニュアルも作りました。

イレギュラーケースな会社の引き継ぎでしたので
(私ってそんなのばっかり!?)
マニュアルの作り方も迷いました。

引き継ぎ期間も短いですし、
とりあえず今やっていることを
そっくりそのまま伝えることを重視しました。

が、本当は
「どうしてそうなったのか?」
も合わせて伝えないと、
応用がきかないのですよね。

今現在会社でやっている業務は
会社が設立して以来、
その業務にたずさわった人々の
さらには会社全体の行動・思いの積み重ね
になっているわけです。

何十年も続いている老舗でも、
ベンチャー企業であろうとも。

その積み重ねに思いを馳せずに
ただ、「今現在」の仕事を切りだしても
本当にその業務を伝えることには
ならないんだな~と実感しました。

ただし、歴史の教科書のように事実を連ねても
それはそれで「だから何?」
状態になってしまいますが。

そのあたりをうまく検索・抽出できるような
システムに載せられたら
いいマニュアルが作れそうなんですけど。