企業再生

お久しぶりになってしまいました。
ようやく、今の派遣の仕事が
今月末で終了と決まりました。
長かった~。
(といっても1年に満たないのですが)

通勤に2時間弱かかるというのは
きつかったです。
それに交通費もかかりますし。
(自己負担なのです)

普通の仕事だったら、後任の人を探してもらって
私は「もっと近くでバイトする!」といって
オサラバするのですが、
そうできない事情がありました。

後任の人がいないだろう、という事情。

というのも、
仕事自体がなくなる可能性のある案件だからです。
それがいつになるかが、わからない状態でした。
そんな仕事にこれから就業しようなんて人は
いませんからねぇ。

実は私が行っていた会社は
「会社更生法」の申請をした会社だったのです。
ニュースにも出ていましたJALとか、
そういう大きな会社ではありません。
でも「民事再生法」ではなく
「会社更生法」なのですから
ある程度の規模のある会社
だということでしょう。
(全然聞いたことのない会社でしたが)

まぁ、会社更生法とかそういう話は
最初から聞いていたので驚きませんが、
仕事内容が二転三転するのにはまいりました。
(就業に入る前にも、すったもんだがありましたし)

要するに経営破たんした会社ということで
その後始末というか、後片付けというか、
(私ができるのは、その手助け程度の
微々たることでしたが)
そんな仕事だったんです。

Accessを使う仕事だということを
事前打ち合わせで聞いていましたが
まったく使いませんでしたね。
最近ようやく、自分が楽をするために
Accessを使ってデータ整理をする
ようになりましたが、
1回こっきりで終わってしまうようなことに
わざわざAccessでシステム組むなんてことも
時間の無駄ですし。

社員がどんどん辞めていくので、
その分の仕事が全部こちらにまわってくる
というのも破綻した会社の特徴でしょうか。

今でこそこんなふうに他人事のように
話せますがね。(まぁ、所詮他人事なんですけど)

でも、その更生会社の仕事も
収束に向かいまして
私の業務は税理士さんに
そっくりお願いすることになりましたので
ようやくお役御免となりました。

さぁ、来月からどうしよう?
といったところです。

とりあえず経営破たんした会社には
もう行きたくないです。
いろいろ普通ではできない経験ができた
(見聞きできた)のはよかったのですが、
1度で十分ですもん。

経営破たんした会社の内部は
どんな雰囲気なのか、
これについても、空気を肌で感じたので
参考になりました。
財務的なことはよくわからないし、
どうしようもないこともあると思います。
でも、社内の雰囲気
(だから破綻するんだよ!と何度思ったことか)
だけは、そうならないようにできますものね。

C社は、せめて空気だけは
絶対そうならないようにしなければ。
でも、終わるときには
「会社更生法」の申請ができるくらいの規模
にしてから終わらせたいなぁ(^^;なんて
後ろ向きなことも思ったりします。