TBSドラマ「JIN-仁-」について、
思うことの続きです。
番組HPの掲示板に書いている人がいたのですが
仁先生がタイムトリップした先が
「幕末」だったというのもポイントだと。
新しい学問・考え方を取り入れようとする
人々がいた時代だったからこそ、
仁先生は、幕末の人たちから見たら
超人的にも見える医療技術を見せても、
驚かれる程度で、尊敬され
受け入れられたのではないかというのです。
もちろん、その知識・技術を恐れ、
抹殺したいという人もいますが。
もし、もう少し時代をさかのぼって
タイムスリップしていたら、
妖術使いとかそんな扱いを受けて、
処刑されていたかもしれない。
なるほどな~と思いました。
今まで、歴史ドラマを見るときには
「自分がこの時代に生きていたら
どうするだろうか?」とか
「昔にタイムトリップしたら、
どう行動したらいいだろうか?」とか
そういうことは考えたことがありましたが、
今回は逆の立場で考えてしまいました。
今、2009年のこの時代に、
もし未来人がやってきたら・・・?
受け入れることができるでしょうか。
SFやマンガや、そういうもので、
概念だけは知っているのですから
少なくとも幕末の人たちよりは
受け入れる土壌はありそうなんですが、
でも、実際は
「またまた~冗談は顔だけにしなよ~」とか
笑ってすませてしまいそうです。
でも、時代が大きく変化するときには
新しいものの見方・考え方を受け入れて、
変化することがなければ
滅びていってしまうんですよね。
幕末しかり、終戦直後もそうかな。
そして、実に今もそうなのではないかと。
価値観や考え方がまるっきり違ってしまう時代が
くるかもしれません。
そうなったときに、
柔軟に対応できるようにしたいものですね。