歴史の重み

TBS日曜劇場「JIN-仁-」にハマっています。

視聴率が20%を超えるなど好評なようですね。

現代の医者がタイムスリップして
江戸時代にきてしまった!という
マンガ的な設定なのですが
(原作はマンガだそうですが)
普通のドラマとしても、
時代劇としても面白いです。

そして考えさせられることも多いです。

そのひとつ。

今の自分があるのは、
昔から続いている名もない人々の
生活の積み重ねの上でなのだということ。

主人公の仁先生は、
江戸時代で麻酔もなしに外科手術をするはめに
なるのですが、その時に思うのです。

自分が今まで医者として
手術をこなしてこれたのは、
自分が優秀だからではない。
先人たちが積み上げてくれた
医療技術の進歩のおかげ。
器具や薬品を開発してくれた人々のおかげ。

その証拠に、麻酔なしで手術するとき、
患者の痛みを少なくする方法すら知らない。

今まで普通に時代劇を見たり、
歴史小説を読んだりしてきましたが
こんなことを考えたこともなかったのです。
本当ならば、歴史を学ぶ意味はここにある
といってもいいと思うのですよね。

とても感銘をうけました。

他にもありますので、またの機会に書きますね。