自分の葬儀に流す曲

先日19日の日曜日。
日本フィルハーモニー交響楽団の
サンデーコンサートに行ってきました。

ゲストにささきいさおさんが出る
という話だったものですから・・・。

それにコンサートのテーマが
「空・星・宇宙」だったのです。

メインの指揮・ピアノ・司会は、宮川彬良氏。
あの「宇宙戦艦ヤマト」の作曲者、宮川泰先生の
息子さんです。

ちょうど3年前。
宮川泰先生が亡くなって3日後くらいに、
この同じサンデーコンサートでヤマトのコンサートが
行われました。
(私はその時行けなかったのですが)

お葬式の翌日だったそうです。
以前からスケジュールが決まっていたとはいえ、
きつかったことでしょうね。

その葬儀のときの話を今回彬良氏がしてくれました。

宮川泰先生は以前より
「俺の葬式は『ヤマト』だからな」と
おっしゃっていたそうです。
彬良氏は、その言葉どおり
「宇宙戦艦ヤマト」のテーマで送りだされました。
自分でイントロより歌いながら、
その時の様子を身振り手振りで説明する彬良氏。
お父さんは、このためにこそ
「宇宙戦艦ヤマト」を作ったのではないか。
そう思えるほど、ピッタリシックリと
きたのだそうです。
そして「さらば~地球よ~」と
宮川泰先生は地球をあとに旅立ちました
・・・ということで。

いいですよねぇ。
自分のお葬式には「これ」
と指定できるくらい思いいれのある
『自分の作品』があるのですから。

私も自分の葬儀のときには
「ヤマト」を流してもらいたい(^^;
1度、宿題で
「自分の葬儀のときに読んでもらいたい弔辞を考える」
というものがありました。
その時に、BGMとして
「無限に広がる大宇宙
(宮川先生が『宇宙のお葬式』と呼んでいた曲
~真赤なスカーフ」
を想定して書いたことがあります。

あれを、ちゃんと取っておかなければなりませんね。
(弔辞はともかく)
そして、それを誰かが実行してくれるように
「エンディングノート」に書いておかなければ
なりません。

結構、そういうことって大事なんですよね。。。