映画「ラスト・ゲーム」

今日は3月10日。
東京大空襲のあった日ですね。
(なぜか、そこに連想がいってしまいます)

うっかりテレビを見ていませんでしたが
今年は何か関連番組があったのでしょうか?

昨年はドラマがありましたが。

先日、東京都慰霊堂にお参りもしましたし
今日はちょっと、そういうことを考える日
にしたいと思います。

でも、実際はDVDを見ていました。
先日ノベライズ本を読んだばかりの
「ラスト・ゲーム 最後の早慶戦」
です。
レンタルで借りることができました。
なんてタイムリー。

ノベライズ本のとおり、
最後の早慶戦を開催するまでのお話が主でした。
試合のあと、早稲田と慶応と双方の応援団が
お互いの校歌を歌いあうところが感動的でしたね。

この映画を見て、主に感情移入したのは、
実は、先生方のほうでした。学生ではなく。

早稲田野球部顧問の飛田先生や、
慶応義塾の小泉塾長
外岡部長先生とか。

なんとかして、学生たちに
思い出をつくってやりたい。
最後の早慶戦をやらせてあげたい。
そのために全力を尽くす。

これぞ教育者の真の姿だな、と思いました。
理想ですね。

早稲田大学の総長も、決していじわるで
試合を許可しなかったのではありません。
総長は総長なりに、早稲田大学を
守りたい一心なのです。
その立場と内心の苦しさもわかります。

次世代を教育し、
よりよい社会をつくってもらおうとする
教育者の責任と自覚。
こういうものを強く感じました。

世の中の先生方。がんばってね。

私も、仮にも大学が作りたいという
夢を語っているのなら
こういうことも、しっかりと
肝に銘じておきたいです。