命のビザ・命の瓶

以前より見たかったドラマのDVDを
やっと借りることができました。

「終戦60年ドラマスペシャル
日本のシンドラー杉原千畝物語 六千人の命のビザ」

以前、アンビリバボーか何かで、
この杉原千畝さんのことをとりあげていたように
思います。
その時に初めてこの方のことを知り、感動しました。

外務省からは否の通知を受け取っていながら
目の前のユダヤ人を見殺しにすることができず
自分自身の危険も省みずに、動き出した汽車の中までも
ビザを書き続けた杉原氏。

人道的な見地から独断で発給することにした杉原氏も
それまでにかなり葛藤していたのです。
そして、最後の最後で
「もう1日早く決心していたら
(もっと多くの人を救えたのに)」
と悔やんでいました。

映画「シンドラーのリスト」でも、
シンドラーが最後の最後で
「もっと救えたのに」と泣くシーンがありました。

あれだけの人を救っていながら、まだまだと思える。
そのことに感動しました。

自分には何ができるのか
今しなければならないことは何か

時代を超えて、常に自分自身に問い続けるべき
重い言葉ですね。

最近のアンビリーバボーでは、
ユダヤの子供たちを命がけで守った
ポーランド人のイレーナ・センドラーさんのことを
とりあげていました。

明日からは、1200人のユダヤ人を守って闘ったユダヤの兄弟の話
「ディファイアンス」
が公開されます。

今まで歴史の中で埋もれていた、
こういう勇気ある人々の話がとりあげられて、
そして世の中に広く伝えられているということが
嬉しいです。