「あの戦争はなんだったのか?」
録画しておきましたが、
ところどころは見てました。
映画「東京裁判」で見たことのある人物が
大勢でていましたね。
終戦前後の話はよく見ますが、
こういう開戦前夜の話は珍しいですね。
東京裁判に出てきた人物が
開戦に際してどのような動きをしたのか
垣間見たような気がします。
そして、東條英機。
ビートたけしの東條像は
何か憎めないものを感じました。
ビートたけしだから、だけではありません。
今まで、首相として演説している東條、
東京裁判にでてくる東條の姿しか
見ていなかったように思いますが、
今回初めて家族と一緒の東條、
巣鴨プリズン内に拘置中の東條の写真を見ました。
おだやかな表情で、
いい「おじいちゃん」に見えました。
小説でもアニメやマンガでもないのですから
現実の歴史に「徹底的な悪役」は存在しない
とはわかっていますが、
あまりにも一方的なイメージを持つのは
歴史を見誤るもとだな、と思いました。
いろいろな面を併せ持つ人間が集まって営むから、
歴史はどう動くかわからないのですね。