従業員満足があってこその顧客満足

今日はこんな本を読みました。

ずっと以前に買ってあったのですが
今日まで読めずにいたのです。
やっと目を通すことができました。

もっと早くに読んでおけばよかったです。
ITを活用して顧客満足度をあげている中小企業の例が
何社か載っているのですが、
共通して「従業員の満足度を高める」ことを第一にして
IT導入を考えているように思います。

従業員が満足していないで接客しても顧客満足には
つながらないんだそうです。

ITというデジタルなツールを使ってはいますが
決してデータのみを重視しているのではなく
「コミュニケーション」のためのツールとして
活用しているというのが、いいんでしょうね。

そして、従業員が満足できる仕事環境を整えるために
仕組みを考え、それを実現する道具として
ITを導入する。
決して、IT企業のいいなりになって、
「わからないけど、プロがいうんだから」
と、委任という名の責任放棄をしていないところが
いいです。

何かシステムを作るときでも、
こういう「考え」を大事にしたいものですね。