7月ですねぇ。
例の新システム。テスト入力を始めてから
ちょうど1年がたちました。
いろいろな不具合が発生しましたが、
なんとか9月くらいから本稼動しそうです。
たぶん・・・ですが(笑)
でも、その予定を聞いたとたんに
在庫の数が合わないという不具合が発覚!
そろそろいいかな~と思うと不具合が発生する。
・・・もう驚きませんけど(^^;
もしかしたらマーフィの法則のごとく
他のシステムもそういうものなのかも
しれませんし。
その不具合については、もう解決したので
笑い話としてお話しいたしましょう。
先月のことでしたが、
「売上返品」があったのです。
去年の秋にも返品伝票を立てて、
その伝票を取り消したら
在庫と連動してなくて数が合わなくて難儀する、
という不具合がありました。
携帯から注文を入れても在庫に反映されないという
不具合もあったっけ・・・。
まぁ、そんな経験がありましたので
しかも、そのときもシステム会社から
「勝手に返品伝票を立てるな」
といわれてましたので(笑止千万)
今回は、向こうから渡された
マニュアルどおりの手順で
返品伝票を立てたのです。
そのあとでした。
在庫が「6」少ないのです。
返品した数は「3」でした。
6少ない・・・返品したのは3
6は3の倍数・・・・あれぇ???
まさか「3の倍数がバカになるシステム」???
そんなバカな(^^;)
もう、お分かりでしょう。
返品伝票の「3」は返品ですから
在庫は「3」増えるはずなのに
戻っていないのです。
しかも、返品伝票だったはずなのに、
むしろ「3」減っているのです。
つまり売上伝票を立てたことと
同じになっているのです。
だから3の倍=6 少なかったんですね。
返品伝票で、お金に関しては-(マイナス)表示に
なっていましたが、
数量は「3」となっていたので
(大丈夫かなぁ?これ?)
とは思っていました。
返品伝票なんだから、表示では「3」でも、
中の計算はちゃんとしているのだろう、と
思っていました。
いくら、限りなくワープロに近いシステムでも
それくらいの計算式はちゃんと設定しているだろうと。
・・・・甘かったです。
このシステムに関しては、信用しちゃいけなかった。
たぶん返品伝票としての計算がされていないのだろうと
思っていましたが、システム会社には「事実のみ」を
伝えてもらいました。
実際にデータの入力をした人に、
こうして、こうしたら、こうなった、と
説明してもらいました。
システム会社のSEは、これを聞いて
「例のない不具合なので、調査します」
と言ったそうです。
まぁ、予測はついたとしてもその場で言うことは
立場上できなかったかもしれません。
しっかし、
さも「想定外の重大な不具合発生」のように
言わなくてもいいでしょうに。
結局、最初にお話ししたとおり、返品伝票なのに
数量のみ売上伝票のように計算されていた、
という結果だったのですが。
さて、私が今回思ったことです。
たぶん、その場であいまいなことを言うと
あとで言質をとられて
大変なことになるかもしれないから
「調査してお返事します」
としか言えなかったのかもしれません。
が!
システム会社のSEが、
お客さんを不安に陥れても
いいものでしょうか?
「たぶん計算式の問題だと思いますが、
念のため調べて、お知らせいたします」
くらいのこと言えないんですかねぇ??
「例のない不具合」なんて言ったりしたら、
もしシステムのことが全然わからない人なら
「何が起こったんだろう?
何かヘンなことをしでかしてしまったのかしら?」
と不安になると思うんですよね。
そうなると、もうそのシステムを使うのが怖い。
何が起こるか、わからないから。
使うのは避けたい。むしろ、使いたくない。
と、なるんですよね。
まぁ、今回システム会社に電話した子は、
呆れて笑っていましたけどね。
(何が起こるかわからないから怖くて使いたくない、
というのはあるみたいです。
私も同じ気持ちです。)
システム会社のSEの皆さん。
ご自分に理解不能なことでも、とりあえず
「大丈夫!なんとかしますから!」
くらいの気持ち(気持ち、でいいのよ)を
表してくれませんでしょうか?
そうしたら、顧客の信頼を損なわずに
ますます良好な関係を結べると思うのですが。
どう思われますか?