派遣の本音

NHKスペシャル
「ニッポンの縮図1000人に聞くハケンの本音」
を見ました。

こういう番組を見ると、
ドヨーンと暗く落ち込んでしまうんですよね。
じゃぁ、見なければいいんですけど、
やっぱり気になるんですよね。

番組自体は、ちょっと
「(ノリが)軽いんじゃない?」
と思いました。
なんだか、
派遣は良いと思う=前向きな姿勢
派遣は不利と思う=ネガティブ
と決めつけられていたように思います。

派遣会社の社長が出ているんじゃ、
しょうがないかもしれないですね。
なんだかあの社長の意見、
何十年前の派遣のイメージ?って
感じでした。

そういう私は、もう派遣ではないのですが
気持ち的には「派遣スタッフ」のままです。
やっている仕事も変わりはないし。

逆にいえば、派遣のときも派遣以上の仕事を
していたといえます。

派遣にメリットがあるという意見も
否定はしません。
私もそう思って派遣の仕事に
入ったクチですから。

でも、それは大企業に派遣された場合
の話ですね。
中小企業でも社員何百人クラスとか。

今のS社のように、社員は(役員の)3人だけ。
実質の仕事を派遣で回しているような会社では
派遣は派遣以上のことをやっていて、
しかも待遇は悪い。
家庭の主婦並みの気配りを要求され、
しかも感謝されることがない。

成果も認められない。

世の中の専業主婦のみなさんが嘆く気持ちが
よくわかります。
(まぁ、私に主婦並みの気配りをしろ!
といわれても無理ですが^^;;)

かといって、今やっていることが
他の会社で通用するのか?
といったら正直いって「うーん(唸)」
スキルアップになっているとは
正直いえないかもしれません。

でもね!
それで終わってしまっては、
あまりに悔しいじゃありませんか!

だから、絶対にこのS社での11年間を
「スキルアップ」につなげようと思っています。