自分の仕事に誇りを持つ

昨日のアンビリバボーのことについて
職場で同僚Aと話しました。
・・・仕事もしてますよ(笑)

乗客を置き去りにして自分たちだけで
逃げ出してしまった船員について。

コスト削減のため待遇が悪く、士気も低かった。
つまりモラルが低かったわけですね。
このことに大いに学ぶ点がある、となりました。

自分の仕事に誇りを持ちたい。
誇りの持てる仕事につきたい。

誰でもそんな思いはお持ちでしょう。

待遇が悪くても、自分がその仕事に誇りを持てれば、
職務を忠実に果たすこともできるでしょう。

でも、それはその人の資質に
頼っていることになります。
相当人間ができていなければ、
そこまでいけないでしょう。

逆に言うならば、会社側は
「待遇が悪かろうと、自分の仕事に誇りを持って
全力を尽くす人が成功するのだ」
などといって、
その人のボランティア精神に
頼ってはいけないということです。

待遇が悪いということは、
一般的にいって、その仕事の価値を認められていない、
ということになります。

安い賃金
劣悪な労働環境

そんな中で、自分のやっていることに誇りを
持てるかどうか。

かなり強くモチベーション維持ができる
自分なりのビジョンがあって、
目先のことにとらわれない

そんな人なら、いいのでしょう。

でも、普通は誇りなんて持てないんです。

賃金の件は、
会社だって生き残りをかけていますから、
思うようにはできないでしょう。

でも、言葉ひとつ、感謝の気持ちや、
その成果を認める気持ちを表していなければ、
それはその人の仕事の価値を認めていないのと
同じなのです。

働く側としては、
どうやって自分の仕事に誇りを持てるように
するか?

働いてもらう側としては、
どうやって誇りを持って仕事をしてもらえる
環境にするか?

これが大事だなと思いました。