家に帰ってTVをつけるまで、
安倍総理が辞任表明したことを
まったく知りませんでした。
いけませんね~社会の動きに無頓着では。
安倍総理、なんだかかわいそうな気もするし、
辞めるんならもっといい「辞め時」があっただろうに
とも思うし。
歴史を見ても、「引き際」をあやまった事例って
いくらでもあるんですよね。
学んでいませんね~
(なんて、私に言われるようじゃおしまいですよ^^;)
おりしも、NHKの「その時歴史が動いた」で
廣田弘毅さんを取り上げていました。
東京裁判でただ1人文官で死刑になった人です。
これは録画しておいたので、あとでゆっくり見て
また感想を述べたいと思うのですが、
今日の安倍総理の辞任表明と
廣田さんのこととを照らし合わせてみて、
責任ある立場というのは、大変だな~
と、思いました。
その人がとった行動ひとつ、
意思の弱さ(強さ)ひとつで、
ひとつの国の運命が大きく変換し、
そして多くの人の運命を狂わせてしまうのですから。
戦前の話だけではないのです。
今だって、十分それは気をつけなければ
いけないことなのです。
この本を読んで、そんなことを考えました。
「戦争で死ぬ、ということ」
島本 慈子
本の帯に
「戦後生まれの感性で、今語り直す戦争のエキス」
とあったので、手に取りました。
毎年8月あたりには
戦争について書かれた本を読んだり
映画を見るようにしています。
どうして戦争するに至ってしまったのか、
このような状態に置かれたら
自分だったらどうするだろうか?
それが、昔から(子供のころから)の
課題でもありました。
そして、この本。
実に興味深いというか、衝撃を受けることが
書かれてあったのです。
戦争前の社会の状態と、現代の今の社会とが
似通っている
というのです。
似ているというよりは、あの時代に戻ろうとしている、
と筆者は言います。
本の内容にかかわることなので
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