フラット化した先の世界は?

昨日のNHKスペシャル
「人事も経理も中国へ」について
今日会社で派遣スタッフの同僚と話しました。
彼女も、途中からですが、見たそうなので。

やはり、自分の仕事がなくなってしまう恐れ
というものを感じたそうですが、
それよりもやはり同じS社で働いている身。
アウトソーシングできるように
仕事を整えマニュアル化できていることのほうが
うらやましいよね、と(笑)

ですが、日本人の雇用特に派遣スタッフの雇用に
影響があることは懸念していました。

そして、中国の人たちにアウトソーシングする
といっても結局あの人たちを
安く使いたいだけじゃない!と。

安く使われる身である派遣スタッフであるだけに、
コストを下げようとする会社側に対して
憤りを感じてしまう私たちなのです。

消耗品として使われるだけの立場から、
なんとか脱出しなければともがいている最中なだけに。

ただ、日本の派遣スタッフというか
非正規雇用者たちは安く使われるだけですが、
中国の人たちのパワーは明らかに違います。

安く使われるだけにはならないでしょう。

きっと、ノウハウを学びそれ以上のスキルを身につけ、
やがて日本のアウトソーシングしている企業を
逆転してしまうのではないでしょうか?

「フラット化する世界」という本を読みましたが、
フラット化したその先の世界というのは
どういうことになるのか?
想像したらちょっと怖くなりました。
(予測しきれないのがもどかしいですが)


近い未来には、
日本にアウトソーシングしたほうが安くあがるよ、
という状況がくるかもしれませんね。

その時の日本人は、
あのテレビに出ていた中国のスタッフのように、
「なんでも吸収してやろう、成長しよう」という
パワーを持っているかどうか・・・。

せめて前進し続けるだけのパワーは持ちたいものです。

あと、日本人ならではの仕事、というのも
考えたいな・・・。