成功者の告白

ただの派遣スタッフだった私が
起業を考えるようになった理由
徐々に徐々に考えが変わっていきました。
過去に書いたブログの文をここに残してみます。
今から思えば・・・ということも、
できたら付け加えてみたいと思います。
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新年おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、明日から仕事です。

ゆっくりできるのも今日までだな~と、
思わず本屋さんへ行ってしまいました(^^;

特に心引かれるものもなくて、
でも何も買わないで帰るのもつまらないので
結局、以前より目にはしていたけど
買うまでには至らなかったこの1冊を
購入しました。

(画像は文庫本です。単行本はもうないのかな?)

成功者の実例を並べてあるだけなんだろうな~と
漠然と思っていたので
今まで手にも取らなかったのですが、
実は違ったのです!

小説の形式になっておりますが、
神田氏自身の体験や
他の成功者のかたがたの実例を
元にしているそうです。

成功の影には必ず問題がある。
・・・それを地雷と表現しています。

必ずといっていいほどハマるんだそうです。

パターンとなっているので、
少し話を聞いただけで、
次はどんな問題が生じるかが
予測できてしまうほどだそうです。

成功するとまず家庭に歪みが生じます。
会社が急成長すると、組織に歪みが生じます。

そんなことが、物語として語られているのです。

読みながら、何度も泣きました、私。

もともと涙腺ゆるいですから
本を読んだりTVを見ながら
ポロポロ泣くことはしょっちゅうですが、
今日は声を出して号泣しました。

自分でもびっくりしました(笑)

それだけ、たまっているものがあったんだな、と。

私が泣いたのは、この物語にでてくる会社が、
私が今行っている派遣先の会社と
同じだからなんです。

同じ問題が起こっている!

そして、ストレスにより病気になって
欠勤が多くなる社員。

辞めていく者も多い。

社員が居つかない。

辞められる人はいいけれど、
生活のために仕事を辞めるわけにはいかない人は
ますますストレスがたまる→病気になる。

このくだりは涙が止まりません。

私だ~私がここにいるよ~(涙)

物語の中では、社員はストレスからくる病気、
メニエール病に次々とかかります。

一人が治ると次の人がかかります。
治るわけではなく、
どこかにしわ寄せがきているだけなのでしょう。

組織全体としては病んだままなのです。

このままだと私も病気になるかも。

自分の将来の姿を見るようでした。

他のこまかい問題点もすべて、
うちの会社にあることばかり。

ほんと恐ろしいほどです。

唯一ないのは、セクハラだけかな
(女性ばかりだからねぇ)

この本はぜひ読んでいただきたいです。
と書こうとしたのですが
(って、書いちゃってますが)
私はどんな人に
この本を読んでもらいたいのでしょうか??

私と同じような境遇の派遣社員??
読んで損はしないと思いますよ。
でも、私と同じく悲しい気持ちになるかもね。

私は私で、
うちの会社の問題点が明らかになったのは
とてもためになったのですが

本当に問題を解決するためには

社長および幹部社員に読んでもらいたいですから~

(ギター侍風にお読みください)

でもなぁ。これ読んで

”うちの会社の問題点がここにある!”

と気づいてくれるようなら、
こんな問題はそもそも起こらないのかもなぁ
・・・ブツブツ

残念!!

・・・とにかく(^^;)

起業して成功したいと思っている方

起業はすでにしていて、
これから成長カーブに乗せていこうとしている方々

この本を読んで、
くれぐれも地雷を踏むことの
ないようにしてくださいね。

そして、あなたが成功している影では、
病気になるくらいストレスかかえている人も
いるかもしれない。

そういう人のおかげで
自分の成功があるのかもしれない、

くらいの認識は持っていてくださいね。

そうでないと、
派遣社員のひとみは泣いちゃいますから~(笑)

 

この本も文庫本になりましたね。
買ってしまいましたよ。
気に入っているんだもん。

いまだに、この話を読むと泣けてきます。
根本的な問題は何も解決できていないから。
(むしろ、ひどくなってきているかも)