週末起業

ただの派遣スタッフだった私が
起業を考えるようになった理由
徐々に徐々に考えが変わっていきました。
過去に書いたブログの文をここに残してみます。
今から思えば・・・ということも、
できたら付け加えてみたいと思います。
**********************

ほったらかしでも儲かった

そんなキーワードに引かれて
本屋さんでインターネット通販などの本を
眺めるようになり、

次に目についたのが

でした。

起業に関する本を買うのは初めてでした。

だって、レジに出すときに
何だか恥ずかしいというか、照れくさいじゃないですか(^^;

「この人、起業を考えているのかな。無謀だな~」って
思われそうだったし。

まぁ、こちらが意識するほど
本屋さんは何も考えていないでしょうけど(笑)

新書版で薄い、というのもよかったですね。

そのころは、通勤の電車内で
本を読むことが多かったので、
重い本は持っていけないのです。
だから、文庫本を買うことのほうが多かったのです。

でも、この本は買ってよかった。読んでよかった。
この本よりも、のちに出た

のほうが、よりモチベーションがかかって
よかったです。

なによりも、

ひとつの会社(収入)に頼ることの不安定さ

に気づくことができたのが収穫でした。

本に書かれているのは、
サラリーマンのみなさんを対象にしていますが、

私などは、さらに輪をかけて不安定な立場の
派遣スタッフです。

まっさきに切り捨てられる立場の人間です。
こんなに不確かなものはありません。

さらに、今年に入ってからの
会社のパートタイマーへの対応を見ていただけに、
次は私だな、という危機感を強く持っておりました。

確かに、今、私は情報システム構築を
まかされていますし、
毎日の業務は、私が行かないとまわらない状況です。

ホント、病気にも事故にもあえないんです。
たとえ這ってでも会社に行かなくてはなりません。

それを「必要とされている」と思えれば
自分の存在価値に誇りを持てるのでしょうが、

でも人一人に仕事がついてまわるようでは、
その人がいなくなったら立ち行かなくなるようでは、
会社としてはまずい状況です。

それに、急に私がいなくなったら・・・

会社は困るでしょうけど、
でも、代わりはいくらでもいるのです。

他にやってくれる人がいるならそれでいい、
あなたじゃなくても
と言われかねない。

きっと
「助かったわ~どうもありがとう。じゃーねー」
と手を振られて、さようなら、クビ切り
になるでしょうね。

考えれば考えるほど、
自分の立場が不利だということに
気づいてしまいます。

・・・・・もっと早くに気づくべきでした。

ということで、
私の頭は、会社の情報システム構築よりも、
自分の人生の構築のほうを
考えるようになってしまいました。