おまかせ状態から脱皮しよう!

ただの派遣スタッフだった私が
起業を考えるようになった理由
徐々に徐々に考えが変わっていきました。
過去に書いたブログの文をここに残してみます。
今から思えば・・・ということも、
できたら付け加えてみたいと思います。
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2004年2月初旬。
やっとわが社もインターネット開通!
おめでとう~~

と、浮かれてはいられません。

さっそく業務の委託先にメール送信のテスト。

データを添付ファイルにして・・・
送信(ポチっとな)

成功です。

自分の家ではよくやっていることなのに
会社で、仕事でメールを送信するって
やはり緊張するものですね。

そうです。

最初は慣れている私がメールで送りましょう、
と引き受けてしまったのです。

業務の仕事なのに・・・。
私は経理なんだけど・・・。

声なき声で抗議したって届くはずはなし。

そうやって、業務のデータをメール送信するのは
いつのまにか私の役目になってしまいました。

いまだに、やっています。

だから、休むこともできません。

さて、インターネットにつながったということは、
ウィルスの脅威にもさらされているということです。

絶対に防備しなくてはなりません。

自分自身の経験から、ノートンのアンチウィルスを
入れることを提案しました。

その提案は受け入れられ、
早速導入をいつものシステム会社に依頼しました。

・・・なかなか導入までこぎつけません・・・
どうも、そのシステム会社が推奨しているのは
違うウィルス対策ソフトらしいのです。

「もっといいものがある」と言ってくるのですが
そこは頑張りました。
「アンチウィルスがいいんです」と。

2000年問題に対応するために、と
そのシステム会社を通して買ったパソコンは
WindowsNTでした。

アンチウィルスをインストールするには
サービスパック6とかいうのを
入れなくてはならない。

そう言われて、それを手にいれるのに
さらに時間がかかり・・・。

NECのサイトからダウンロードできるのに、と
思ったのですが、それはまた「違う」のだそうです。

システム会社の人が、そう、言っています。

すでに、メールのやりとりは始まっています。

そんなに神経質になる必要も
ないのかもしれませんが、
私は気が気ではありません。

アンチウィルスはアメリカのソフトなので
英語で申込書を書かなければならない、
という話を聞かされました。

・・・・そうなの?

日本語サイトがあるじゃない?と思いましたが
もうここまでくると諦めの境地。

ひたすら、アンチウィルスのインストールの日を
待ち続けました。
結局、ウィルス対策が完了したのは
3月に入ってからのことでした。

さらに、
マイクロソフトがWindowsNTのサポートを終了する
という話を聞きました。

もうすでに終了したのでしょうか?
5月くらいという話でしたが・・・。

このまま、このパソコンを使っていても
いずれサポートがなくなってしまう。

古くもなってきているし。

それに、システム会社の人には
大きな声では言えませんが
インストールされている販売管理のソフトにも
不満があったのです。

ほとんど「納品書」と「配送伝票」を打ち出すため
だけにしか使われていなかった
販売管理ソフト。

商品の梱包・配送をアウトソーシングした時点で
この2つも委託しています。

つまり、使っていても意味がないのです。

だったら、新しいパソコン買って、
ソフトも新しくしようよ、
ということになりました。

ただ、

既成のソフトを買ってきたり、

今までのようにシステム会社に委託して
作ってもらったりしても

変更したいときにスムースにいきません。

上層部は、売上データをすばやく、
できればリアルタイムに見たいといいます。

これはもう自分で作るしかないでしょう。

こうして、私は経理の仕事のほかに
プログラマー(は大げさだけど)の道も
歩み始めてしまったのです。

怒涛の日々が始まりました。

次回は、
システムを構築しなければならなくなった私が、
まず何をしたか?をお話いたしましょう。